2022年6月18日

9時、東京駅から鹿嶋市へ向かうかしま号に乗車する。メインイベントは19時から開催されるJ1リーグの京都サンガ戦、サブイベントは10時からクラブハウスで行われるJ1リーグでメンバー外の選手たちによる練習の見学だ。いつの間にか眠ってしまっており、間もなく水郷潮来に到着するという車内アナウンスで目を覚ます。それから数十分バスに揺られ、宇宙通信センターでバスを降りる。

クラブハウスに到着した。既に練習は始まっており、急いでベンチに座る。怪我で日本代表チームを離脱した上田綺世の姿があるか確認する。いない。前日の報道通り、京都サンガ戦に出場可能なようだ。鈴木優磨の姿を確認する。いた。ランニングをしている。どのみち今日の試合では出場停止だが、直近の試合で負傷交代となり、メンバー外の選手たちによる練習には加わっていなかった。鹿島に帰ってきてくれて、SNSでは誹謗中傷を受けながらもとんでもないパフォーマンスを披露している鈴木優磨がいないのは不安だが、鹿島には上田綺世がいる。エヴェラウドも染野唯月もいる。それに目の前では出場機会が少ない選手たちが岩政コーチのもとでチャンスに備えて必死にトレーニングを積んでいる。クラブハウスの大好きな空気を味わいながら、鹿島なら大丈夫だと安心する。

19時、京都サンガ戦が始まり、上田綺世はスターティングメンバーとして出場。得点こそ奪えなかったが、最後までピッチに立ち続けて勝ち点3獲得に貢献した。鹿島アントラーズのエースとなった上田綺世は今季、ここまでJ1リーグでトップの10得点を挙げている。海外へ旅立つ日も近いだろうが、まだ一緒に戦える。はやく上田綺世のチャントを歌いたい。声出し応援検証試合となったルヴァンカップでは代表召集で不在だった。次の声出し検証はJ1リーグのセレッソ大阪戦だ。7月6日を楽しみに待つ。