Momosaka

[vs湘南レビュー]背番号

クラブ創設30周年を記念し、試合開始前に「背番号の記憶」がカシマサッカースタジアムの大型ビジョンに映し出される。湘南ベルマーレ戦では、かつて「3」を背負った選手たちのインタビューが流された。ゴールも奪える強靭なセンターバック。秋田豊が創造し、岩政大樹が継承し、昌子源が新たな解釈を加えた大切な背番号だ。昌子源がクラブを去った2019年からは空き番号となっている。

記念すべきシーズンの開幕戦、清水エスパルスとの試合を落とした鹿島アントラーズは、続くルヴァンカップ、清水ヒデヒコ戦でシーズン初勝利を記録したが、最大の目標はリーグ制覇。ホームでの湘南戦、絶対に勝利が必要な一戦が始まる。試合開始まではグレーのニット帽を着用していたザーゴが、キックオフ直後にニット帽を脱いだな、なんて思っていると、左サイドに流れた8番が以前までは見られなかった積極性でドリブルを仕掛け、クロスを上げる。そのボールはかつてのチームメイトに弾き返されるが、13番がカシマに歓喜を呼び込む。

柳沢敦が創造し、興梠がまあ一応進化させ、中村充孝が期待に応えられなかった13番を引き継いだ荒木遼太郎は清水戦でもゴールを決めており、ルヴァンカップの清水戦でも先制点のアシストを記録。高卒2年目ながら、鹿島の攻撃に欠かせない存在になってきた、なんて思っていると、後半にも右サイドからのパスを呼び込んで追加点をゲット。パスを出したのは鹿島の22番。

この日の広瀬陸斗のパフォーマンスは、西がまあ一応創造した22番そのものだった。前半からチームメイトと連動して右サイドを攻略し、得点にも絡む。右サイドバックにはブラジル人選手獲得の噂もあり、小泉慶や常本佳吾との争いも続いていくだろう。しかし、湘南戦で広瀬陸斗が披露したパフォーマンスは、鹿島サポーターが大好きなものだった。

試合終盤、セットプレーで1点を返される。セットプレーからの失点は昨年からの課題であり、今年もか、と落胆する。セットプレーから失点するなら、せめてセットプレーから得点も決めてくれ、なんて思っていると、28番が3番候補に再び名乗り出た。

試合は3-1で終了。前半の飲水タイム明けの沖悠哉のキックが素晴らしかったとか、永戸勝也の右足シュートやっぱりいいねなど書きたいことはたくさんあるのだが、すぐに中2日でリーグ戦が控えているので、湘南戦についてはこのへんで。あと試合終了間際にレオシルバのゴールがオフサイドディレイによって取り消しになりましたが、想像以上にルールを理解していない方が多かったので、恋愛小説を書きました。もし時間の余裕があったら下記のリンクから読んでください。

オフサイドディレイ